よくある間取りですが、ベランダに向かって全面の連続窓というお部屋です。
見晴らしは大変良いのですが、このような窓は、夏は暑く、冬は寒い、そしてせっかくの景色も結露が起こると綺麗に見えない上、拭きとりがとても大変!ということが多いです。
このお部屋のお客様は、さらにサッシの隙間が多く、隙間風がひどいということでした。
この窓は真ん中が固定窓(はめ殺し窓とかFIX窓ともいいます)で、左右に引き違い窓が連続しています。
お部屋の使い方とバランスを考慮して、固定窓の左側に柱を立てて、2枚の引き違い窓と、3枚の変則引き違い窓に分けることにしました。
窓右側に設置した、戸が3枚の変則引き違い窓です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、3枚のうちの中央と右側の2枚が引き違いの戸になっています。
また、左側と中央の戸が同じレールに乗っていて、付け合わせてしまる構造になっています。
二重窓(内窓)設置後も、視界を遮ることなく代々木や西新宿方面の高層ビルが綺麗に見えます。
これまでのサッシがシルバーで少し冷たい印象でしたが、内窓の設置で白の印象に変わったたため、お部屋全体が明るくおしゃれな感じで、綺麗になったと大変喜んで頂けました。
当然、夏の暑さや冬の寒さが改善され、隙間風もなくなって大変暮らしやすくなったとの感想も頂くことができました。
この施工例は、内窓はプラストサッシ。ガラスは遮熱のLow-Eペアガラスを組み合わせています。