真空ガラス スペーシア

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スペーシアの効果

超高断熱の真空窓ガラスはスペーシアだけ!


これまでの断熱ガラスの多くが「複層ガラス」とか「ペアガラス」と呼ばれていますが、スペーシアは「真空ガラス」と呼ばれるように、ガラスとガラスの間が真空層になっています。 (「複層ガラス」とか「ペアガラス」とかは空気層です。) しかも、空気層よりも遥かに断熱性が高いため、ガラスの厚さをとても薄くすることが可能になり、既存の1枚ガラス用サッシへの交換がほとんど問題なく出来るようになりました。 これまでのペアガラスや複層ガラスはアタッチメントというアダプターを取り付けなければ交換が出来ませんでしたが、真空ガラスはガラスが薄くなったためにアタッチメントが不要になりました。 (ただし、防火用の網入りガラスは真空ガラスでも必要になります。)
スペーシアの歴史は意外に古く1997年10月に発売されました。 発売から10年以上経ちましたので最近は発売当初に比べて格段に知名度が上がったとは思いますが、まだまだペアガラスという言葉と比較すると知られていないように思います。 もっともっと多くの方に知って頂きたい社会のためになる素晴らしいガラスです。 もし、ご興味あれば以下の内容を読んで頂きスペーシアに対する理解を深めて頂ければ幸いです。

「通常価格、53,000円/u(基本取付費・税込)のところ、面積数に応じでお値引をさせて頂きます。」 是非この機会にご検討頂ければ幸いです。

スペーシアの断熱効果は1枚ガラスの4倍!

スペーシアは2枚のガラスの間に0.2ミリの真空層を封じ込める真空技術と、特殊金属膜をコーティングする技術とを確立することにより、これまでの複層ガラス(ペアガラス)の常識では考えられない驚きの厚さ(6.2ミリ)で、空気層を含む総厚さ12ミリの一般複層ガラス(ペアガラス)の約2倍、一枚ガラスの約4倍の断熱性能を実現しています。 スペーシアを取り付けますと、室内温度を快適な環境にコントロールしてくれます。また、お部屋が冬暖かく、夏涼しく、省エネにもなり、結露対策には高い効果を発揮してくれます。もし、スペーシアを取り付けてガラス面に結露が出るようであれば、それはお部屋の湿度がとても高くなっている証拠とも言えます。

※カウンターキッチンなどリビングとつながっているお部屋の窓は湿度が上がりやすいなど理由があります。
このような場合は湿度が適正になるまで換気などの対策を行うことも有効です。 ちなみに、湿度の高い状態を放置しますと、タンスと壁との隙間など湿気が溜まりやすいところにカビが発生してしまったり、あまり良いことはありません。 余談となりますが、適切な湿度を保つよう温度計だけでなく、湿度計もお部屋に置くと便利です。 (湿度は室温の上下に影響されて、お部屋の水分量が同じでも勝手に高くなったり低くなったりするものなので、温湿度計があるとその変化がよく分かり大変役立ちます。)

なぜそんなに高断熱なのでしょう?(超高断熱の秘密)

真空層と高断熱スペーシアは真空層の働きとLow-E膜と呼ばれる特殊金属膜をコーティングした効果により、断熱性能を示す値である熱還流率を飛躍的に向上させることが可能となりました。 このことにより、暖房をした時に室内の暖まりが早く、その暖かさを外に逃がさないため、快適なお部屋環境をこれまでのペアガラス以上に実現することが可能となりました。 さて、Low-E膜?、特殊金属膜?とお思いの方も多いと思いますので、ここでLow-E膜についてちょっと説明をさせて頂きます。 Low-EとはLow Emissive(ローエミッシブ)の略で「低放射」の意味です。つまり、よく私たちのようなガラス屋が使う「Low-Eガラス」とは低放射ガラスという意味で、言い換えれば「放射熱を抑えるガラス」という意味です。Low-E膜(特殊金属膜)で放射熱を反射することによって放射熱を抑えます。 冬に重点を置いたスペーシアは部屋側へ暖房器具などの放射熱を反射して暖房効率を向上させます。 夏に重点を置いたスペーシアクールは外側へ太陽の放射熱を反射して冷房効率を向上させます。 つまり、このLow-E膜の技術と真空技術の融合により超高断熱のガラスが生まれたのです。


熱の伝達には3つのパターンがあります。

真空ガラスの技術1:【伝導】

1つ目のパターンが物体の中を熱が伝わっていく「伝導」です。 ガラスやアルミサッシが結露するのはこれですね。 冬に金属を触るととても冷たく感じるのは熱伝導率がとても高く手の体温を急速に奪うからです。 逆に木を触るとそれほど冷たくなかったり、ぬくもりを感じたりするのは熱伝導率が低く手の体温を奪いにくいからなのです。(木の種類によって違いがあります)

真空ガラスの技術2:【対流】

2つ目は流体によって起こる熱の移動で、これを「対流」と言います。 鍋でお湯を沸かした時に鍋の下側から上側へ泡が上がり、お湯がぐるぐると回りながら沸騰していく現象を誰でも見たことがあると思いますが、それも対流現象のひとつです。 空気も水と同じように流体なので、空気が動くことによって対流現象が起こります。

真空ガラスの技術3:【放射】

3つ目は物体から発生する熱エネルギーが他の物体へ移動する「放射(輻射)」です。 簡単に言えば、太陽熱を暑く感じるのは放射熱です。 たき火やストーブが暖かいのも、この放射現象のおかげです。

スペーシアは真空層で「伝導」と「対流」を抑え、Low-E膜で「放射」を抑える

つまり、断熱とは熱の伝達を防ぐことなので、この3つの熱の伝達現象である「伝導」「対流」「放射」のそれぞれ抑えることが大切なのです。 スペーシアは2枚のガラスの間にある真空層で「伝導」と「対流」を抑え、Low-E膜で「放射」を抑える構造になっているのです。
放射についてもう少し補足説明させて頂くと、室内にある熱源(暖房機など)の放射熱を室内に反射して(跳ね返して無駄にしない)より効率よくお部屋の暖房を目指しているのが普通のスペーシアです。 スペーシアクールは夏の太陽熱の暑さの影響を小さくすることを目的としていますので、普通のスペーシアとは逆に窓の外側へ太陽の放射熱を反射する(跳ね返す)ように設計されています。 ただし、外と部屋内側との熱の移動は先ほど言ったように、真空層が断熱してくれることに変わりはありません。 つまり、スペーシアとスペーシアクールの違いは部屋側からの放射熱を内側に反射してエネルギー効率や暖かさををより高めることを重視するか、夏の太陽熱の暑さをカットして夏のエネルギー効率を高めて、より涼しく過ごすことを重視するかといった違いといえます。 なので、冬のぽかぽかした日差しを大切にしたい方は、スペーシアを採用してブラインドやカーテン又は外付けスクリーンなどで太陽熱をカットすることをお勧め致します。
このようにスペーシアはとても高断熱の素晴らしいガラスです。 毎日のように地球温暖化や省エネルギーが言われる現代社会では、限りあるエネルギーをいかに効率よく使っていくかは地球に暮らす現代人が常に考えなければならない重要な問題です。 その答えのひとつが窓ガラスの断熱です。 意外に知られていませんが窓ガラスはお部屋のエネルギーを最も外に逃がしてしまう場所です。 例えば夏場には、家全体の熱の出入りを100とすると約7割が窓で自由に出入りしていると言われます。

真空ガラスによる断熱性

エアコンが頑張ってくれても、これでは意味がありません。 家庭の電気代の約4分の1が冷暖房費と言われます。 この稼働時間を減らすことは、とても大きな省エネになります。
だからこそ、国の省エネ減税や補助金などの対象工事は全て窓の断熱工事を必須項目としているのです。 お部屋の環境を良くすることによって、自動的に省エネにも貢献できるのです。 しかも一度取り付けたらランニングコストが一切かかりませんし、割れなければ一生モノです。 こんな素晴らしい商品は他になかなか無いと思います。 是非、ご検討頂ければ幸いです。


私が責任を持って対応させて頂きます! どんな質問でも結構です。是非、 お問い 合わせ下さい! 親切丁寧をモットーに お応えさせて頂きます。

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