交通量の多い道路と電車が走る高架側の防音対策
弊社からのコメント
すぐ近くに高架を走る電車が通り、前の道は4車線の大きな通りで、朝から深夜までひっきりなしに騒音のあるお部屋でした。
T.M様は事前に良くお調べになっており、比較的性能が高いと言われている大信工業社製「内窓プラスト」か、旭硝子社製「まどまど」のどちらがより良いか?というご質問があり、どの商品が良いかをよく勉強されていらっしゃいました。
非常に悪条件の環境であることや、二重窓取付後の期待値が高いこともあり、どちらが良いかと言われれば、弊社が防音対策でお勧めする内窓プラストでの対策が安心である旨をお伝え致しました。
しかし、既存サッシの色がダーク色であることや、和室の鴨居と敷居もダーク色であったため、二重窓の枠の色も和室はダーク色が良いとのことでしたので、和室はまどまどで対策することになりました。
ただし、防音効果を一番期待していらっしゃった洋室は、木枠が白でしたので、内窓プラストのホワイト色で対策することになりました。
(内窓プラストはメーカーのこだわりでダーク系の色がありません。ダーク系の色は、変色などの紫外線劣化が起こりやすいためです。)
そして、ガラスも内窓プラストは防音合わせガラスの12.8ミリ、まどまどは防音合わせガラスの10.8ミリと、それぞれの商品として最大の厚さの高性能仕様で対策することになりました。
(窓対策でこれ以上の対策は出来ないという内容です。)
まどまどの防音合わせガラス10.8ミリ仕様は、比較的最近にメーカーが特注仕様として対応するようになった商品なので、弊社としても内窓プラストの防音12.8ミリと、まどまどの10.8ミリを、隣の部屋とはいえ、同じ向きの窓に並列して取り付ける経験は初めてです。
結果には大変興味がありました。
どちらがより静かになったのか?という結論としては、やはり、より高性能と言われている「内窓プラスト」を設置した洋室の方が少し静かに感じました。
(お客様もそう感じました。ただし、色のこだわりで出た違いですので、まどまどにご不満はありませんでした。)
また、12.8ミリと10.8ミリの、2ミリの違いによるところはあると思うのですが(ガラスは厚い方が基本的には防音性が高くなります)、現存する二重窓(内窓、二重サッシ、インナーサッシ等を含む)の中で、最大の性能を発揮出来る商品は、はやり、「内窓プラスト」である、という再確認が出来ました。
やはり、今後も防音でお困りのお客様には、内窓プラストを自信を持ってお奨めして行こうと思う良い経験が出来ました。
また、T.M様には大変ご満足を頂きまして、数か月後に別のお部屋のご追加も頂きました。 T.M様、誠にありがとうございました。 HPをご覧のお客様へ ちなみに、断熱や結露対策でも内窓プラストはお奨めです。 詳しくは、是非お問い合わせください。